時に彼はわたしに言われた、「人の子よ、イスラエルの家の長老たちが暗い所で行う事、すなわちおのおのその偶像の室で行う事を見るか。彼らは言う、『主はわれわれを見られない。主はこの地を捨てられた』と」。
わざわいなるかな、 おのが計りごとを主に深く隠す者。 彼らは暗い中でわざを行い、 「だれがわれわれを見るか、 だれがわれわれのことを知るか」と言う。
主はわたしに言われた、「イスラエルとユダの家の罪は非常に大きい。国は血で満ち、町は不義で満ちている。彼らは言う、『主はこの地を捨てられた。主は顧みられない』。
その時、彼はわたしに言われた、「人の子よ、あなたはこれを見たか。これよりもさらに大いなる憎むべきことを見るだろう」。
彼らが隠れて行っていることは、口にするだけでも恥ずかしい事である。
彼は心のうちに言う、「神は忘れた、 神はその顔を隠した、 神は絶えて見ることはなかろう」と。
第七年の五月十日に、イスラエルの長老たちのある人々が、主に尋ねるためにきて、わたしの前に座した。
ここにイスラエルの長老のうちのある人々が、わたしの所に来て、わたしの前に座した。
時に彼はわたしに言われた、「人の子よ、あなたはこれを見たか。ユダの家にとって、彼らがここでしているこれらの憎むべきわざは軽いことであるか。彼らはこの地を暴虐で満たし、さらにわたしを怒らせる。見よ、彼らはその鼻に木の枝を置く。
またイスラエルの家の長老七十人が、その前に立っていた。シャパンの子ヤザニヤも、彼らの中に立っていた。おのおの手に香炉を持ち、そしてその香の煙が雲のようにのぼった。
彼らは言う、「神はどうして知り得ようか、 いと高き者に知識があろうか」と。
愚かな者は心のうちに「神はない」と言う。 彼らは腐れはて、憎むべき事をなし、 善を行う者はない。
あなたは自分の悪に寄り頼んで言う、 「わたしを見る者はない」と。 あなたの知恵と、あなたの知識とは あなたを惑わした。 あなたは心のうちに言った、 「ただわたしだけで、わたしのほかにだれもない」と。
またわたしに言われた、「あなたはさらに彼らがなす大いなる憎むべきことを見る」。
その時、わたしはともしびをもって、 エルサレムを尋ねる。 そして滓の上に凝り固まり、 その心の中で 『主は良いことも、悪いこともしない』と 言う人々をわたしは罰する。
『工人の手の作である刻んだ像、または鋳た像は、主が憎まれるものであるから、それを造って、ひそかに安置する者はのろわれる』。民は、みな答えてアァメンと言わなければならない。
イスラエルの人々はその神、主にむかって正しからぬ事をひそかに行い、見張台から堅固な町に至るまで、すべての町々に高き所を建て、